シンポジウム、展覧会のご案内


第6回社会包摂デザイン研究会「総合知」

一人ひとりを包摂する社会は、どう実現できるでしょうか。制度や空間といった基盤となるインフラは、どう社会実装すべきでしょうか。不特定多数を対象とした均一なインフラから脱却し、多様な一人ひとりに応えるインクルーシブなインフラのあり方が問われています。

芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブ(DIDI)と 九州大学らくちんラボ は、領域を横断した研究者、マイノリティ当事者、エンジニアやデザイナー等実務者の三者が連動した総合知で、インクルーシブなインフラづくりを進めています。第6回研究会は、制度やしくみ、しかけのインフラを創出するDIDIと、物理空間のインフラを創出するらくちんラボの視点を重ね、社会包摂デザインの展望を考えます。

■日時:2024年3月27日(水)17:00〜18:30

■場所:九州大学大橋キャンパス デザインコモン2F

※オンライン参加も可


■プログラム:

17:00 開会、主旨説明

須長 正治  九州大学大学院芸術工学研究院 教授

17:05 話題提供 『インクルーシブインフラのプロトタイプ実装』

羽野 暁  九州大学キャンパスライフ・健康支援センター 特任准教授

17:35 休憩

17:40 車座座談会 『インクルーシブインフラと社会包摂デザインの展望』

尾方 義人  工業デザイン | 九州大学大学院芸術工学研究院 教授、DIDI センター長

須長 正治  色彩・視覚科学 | 九州大学大学院芸術工学研究院 教授

伊原 久裕  グラフィックデザイン | 九州大学大学院芸術工学研究院 教授

高田 正幸  音響デザイン学 | 九州大学大学院芸術工学研究院 教授

鵜飼 哲矢  建築設計・デザイン | 九州大学大学院芸術工学研究院 教授

内田 若希  運動・スポーツ心理学 | 九州大学大学院人間環境学研究院 准教授

羽野  暁  土木デザイン | 九州大学キャンパスライフ・健康支援センター

18:25 閉会


■主催:九州大学大学院芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブ

■共催:九州大学キャンパスライフ・健康支援センター、九州大学らくちんラボ


九州大学バリアフリーシンポジウムシリーズ

九大バリアフリースタンダードが社会を創る

第6回 『バリアフリーとアート』

九州大学は、2018年度より障害者支援推進専門委員会(現、障害者支援推進委員会)のもとに「九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会」を発足し、共生社会の創出を目指した新しいバリアフリーの環境づくりを開始した。文理横断の専門家と環境整備を担う職員で構成する検討研究会は、障害当事者の協力を得て多様なニーズを探し出し、対応策を案出している。この検討研究会の取組みを広く社会と共有するとともに、バリアフリーの議論を学内で閉じず社会に開くことを目的に、2018年度より『九大バリアフリースタンダードが社会を創る』と題した公開シンポジウムシリーズを開催している。


本シンポジウムシリーズは、先進的なバリアフリーの研究、実践に取り組む学内外の識者をゲストに招き、多様なテーマで開催してきた。「坂道のバリアフリー」では身体障害者の移動支援を考え、「色のバリアフリー」では色覚の多様性配慮を、「文字のバリアフリー」ではみんなに優しいフォントを考えた。「ひとり空間のバリアフリー」では発達障害・精神障害を支援する居心地の良い空間を考え、「触知バリアフリー」では視覚障害者の情報支援とともにひとの触覚の可能性を考えた。今回は、『バリアフリーとアート』と題し、障害者アートやデザインの視点から多様性尊重社会の実現に向けたバリアフリーを考える。

公開シンポジウム 第6回 『バリアフリーとアート』

1.主催 九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会

2.日時 2022年3月19日(土)13時30分~15時00分

3.場所 九州大学伊都キャンパス椎木講堂大会議室(会場+オンラインのハイブリッド方式)

     オンラインURLは、前日までに申込者に連絡致します

4.参加費 無料(一般公開)

5.定員 会場40名、オンライン300名

6.お申込み期限 3月17日(木)⇒ 19日(土)13:30まで受付延長します

7.プログラム

 13:00 開場

 13:30 開会挨拶 谷口倫一郎(九州大学理事・副学長)

 13:35 話題提供

 『アートとダイバーシティ&インクルージョン ~そしてデザインの役割~』

 加藤公敬氏 Future Center Alliance Japan理事

 14:10 休憩

 14:15 ディスカッション

 加藤公敬(前出)

 鵜飼哲矢(九州大学芸術工学研究院教授)

 坂井猛(九州大学キャンパス計画室教授)

 羽野暁(九州大学キャンパスライフ・健康支援センター特任助教)

 14:55 閉会挨拶 當眞千賀子(九州大学副学長)

 15:00 終了


8.問い合わせ 九州大学キャンパスライフ・健康支援センター 羽野暁

  メール:hano-s(a)chc.kyushu-u.ac.jp  (a)を@に変えて下さい


お申込みはこちらから(九州大学FDポータルサイト)



ピクトグラムとサインのデザイン展

2021年11月23日(火)~11月28日(日)に、本研究会メンバーが参加するピクトグラム研究会主催の展覧会「ピクトグラムとサインのデザイン展」が福岡市美術館で開催されます。

九州大学大学院芸術工学研究院、芸術工学府及び芸術工学部では、第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会及び第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2022九州大会に向けて、大会組織委員会と覚書を交わし、ピクトグラム及び屋外誘導サインのためのデザイン事業を共同で実施しました。

デザインの実施にあたっては、本研究会メンバーが参加するピクトグラム研究会が結成され、認知症者、知的障害者、ジェンダーなどの課題に対する検討が重ねられました。この展覧会では、ピクトグラムと屋外誘導サインのデザイン提案、ピクトグラム研究会の検討成果など、幅広い成果が紹介されます。どうぞ奮ってお越し下さい。


多様性を包摂する社会のためにデザインができること

2021年11月29日(水)に、本研究会メンバーが登壇するFDが開催されます。社会包摂のデザインに取組み多くの知見を有する九州大学芸術工学研究院と、当事者支援や環境づくりに取り組む九州大学インクルージョン支援推進室のコラボ企画です。

どうぞ奮ってご参加下さい。

開催の趣旨

障害のある人、外国人、LGBTs、高齢者など、大学の職員や学生のあり方が多様化しています。しかし、社会や大学の仕組み、私たちの意識がこうした多様性を包摂できるように変化したかというと、そうとは言えないようです。

今回のFDでは、この問題にデザインの観点から取り組んできた芸術工学研究院の教員と、当事者支援や大学の環境づくりを精力的に行っているインクルージョン支援推進室の教員が集まり、現状の課題や今後の連携の可能性について話し合います。

デザインとは、思考の枠組みやコンセプトを(再)設計し、もの・こと・サービス・社会のしくみを(再)創造する行為を指します。デザインのアプローチが、多様性を包摂する社会づくりにどのように貢献できるかについて、ハード、ソフトの両面から具体的に考えていきます。


九州大学バリアフリーシンポジウムシリーズ

『九大バリアフリースタンダードが社会を創る』


令和元年度シンポジウムシリーズ

第6回『バリアフリーとアート』の中止について

2020年3月7日(土)に予定しておりますシンポジウムシリーズ第6回『バリアフリーとアート』は、コロナウィルスの感染拡大を鑑みて、開催を見送らせていただくことに決定致しました。すでにお申込みをいただいておりました皆様、ご参加を検討いただいております皆様には、御礼申し上げますとともに、深くお詫び申し上げます。本テーマは、皆様の関心が大変高く、新年度以降あらためて企画が整いましたら、ご案内させていただきます。今後とも、九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会の活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


2020年2月26日 

九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会


令和元年度シンポジウムシリーズ

第5回『触知バリアフリー』

現代人は5つの感覚機能のうち視覚からの情報に頼り、情報入力の80~90%が視覚に由来すると言われています。しかし、古来よりひとは視覚に特化せず他の感覚を多用してきました。特に触覚は、外部の情報を得る感覚機能として大きな可能性を有しています。今回は触覚をテーマに、触知デザインの先進事例紹介や点図の体験を通して、視覚障害者に限らず多くのひとのQOL向上につながる触知バリアフリーについて考えます。


『触知バリアフリー』

日時:令和2年1月25日(土) 13:30~15:00

場所:九州大学伊都キャンパス伊都ゲストハウス 多目的ホール

■ 話題提供

・触知の現状について

 羽野暁 氏 九州大学キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教

・デザイン思考による触知デザインの実践

 張彦芳 氏 九州大学芸術工学研究院 講師

・触感覚と触知の可能性

 吉住寛之 氏 ユニバーサルデザインコンサルタント

■ クロストーク 「触知バリアフリーの展開」 

羽野暁 氏 九州大学キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教

張彦芳 氏 九州大学芸術工学研究院 講師

吉住寛之 氏 ユニバーサルデザインコンサルタント


<お申込み・お問合せ先>

九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会事務局

羽野 暁(はの さとし)

電話 092-802-3436

メール hano-s(a)chc.kyushu-u.ac.jp  (a)を@に変えて下さい


●お申込み期限●

参加ご希望の方は開催日の前日までに、氏名と連絡先をご記載のうえ、お申込み下さい。なお、当日の配慮や支援が必要な方は、事前にご連絡下さい。


●情報保障●

当日は、プログラムの全般において、手話通訳、および、ノートテイクによる情報保障を予定しています。


●参加費●

無料


●後援●

福岡市、糸島市


令和元年度シンポジウムシリーズ

第4回『ひとり空間のバリアフリー』

発達障害という概念が社会に広まり、大学キャンパスにおいて適切な合理的配慮の提供が求められています。発達障害者がリフレッシュや、物事に集中する時間を過ごす「ひとり空間」のニーズが高まっていますが、十分に当事者に寄り添った空間の提供は、まだ道半ばです。シンポジウムでは、あらためて発達障害という状態を知り、空間的環境はどのような支援ができるのか考えます。今回は、建築計画学を専門とし、人間の心理や行動に基づく建築・都市空間の計画理論に取り組んでこられた元東京大学建築学専攻教授であり、東京大学バリアフリー支援室本郷支所長を務められた西出和彦氏を招き、話題提供をいただきます。その後、発達障害や建築・都市を専門に理論研究と実践に取り組む九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会のメンバーとともにクロストークを開催し、ひとり空間の可能性について考えます。


『ひとり空間のバリアフリー』ひとりで居たい九大ソロ空間 精神障害・発達障害のバリアフリー

日時:令和元年11月30日(土) 13:30~15:00

場所:九州大学伊都キャンパス伊都ゲストハウス 多目的ホール

■ 話題提供

西出和彦 氏 東京大学名誉教授、前東京大学バリアフリー支援室本郷支所長

■ クロストーク

西出和彦 氏 前掲

田中真理 氏 九州大学 基幹教育院 教授

鵜飼哲矢 氏 九州大学 芸術工学研究院 准教授

鶴崎直樹 氏 九州大学 人間環境学研究院 准教授

横田晋務 氏 九州大学 基幹教育院 准教授

羽野暁 氏 九州大学 キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教


<お申込み・お問合せ先>

九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会事務局

羽野 暁(はの さとし)

電話 092-802-3436

メール hano-s(a)chc.kyushu-u.ac.jp  (a)を@に変えて下さい


●お申込み期限●

参加ご希望の方は開催日の前日までに、氏名と連絡先をご記載のうえ、お申込み下さい。なお、当日の配慮や支援が必要な方は、開催日の1週間前までにご連絡下さい。


●情報保障●

当日は、プログラムの全般において、手話通訳、および、ノートテイクによる情報保障を予定しています。


●参加費●

無料


●後援●

福岡市、糸島市


令和元年度

シンポジウムシリーズ 全6回

Barrier Free Symposium Series 2019

令和元年度、バリアフリー研究会は、全6回の多様なテーマでシンポジウムシリーズを開催します。ぜひ、お越し下さい!

全6回を通しての参加、もしくは、各回のみの参加、どちらも可能です。奮ってご参加下さい。


<お申込み・お問合せ先>

九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会事務局

羽野 暁(はの さとし)

電話 092-802-3436

メール hano-s(a)chc.kyushu-u.ac.jp  (a)を@に変えて下さい


●お申込み期限●

参加ご希望の方は各回開催日の前々日までに、氏名と連絡先をご記載のうえ、お申込み下さい。なお、当日の配慮や支援が必要な方は、各回開催日の1週間前までにご連絡下さい。


●情報保障●

当日は、プログラムの全般において、手話通訳、および、ノートテイクによる情報保障を予定しています。


●参加費●

無料


- 2019年度シンポジウムシリーズ -


第6回 【3月】令和二年3月7日(土)

『アート×バリアフリー』九大キャンパスアートとバリアフリー

13:30-15:00 九州大学伊都キャンパス伊都ゲストハウス

■ 話題提供

加藤公敬 氏 日本デザイン振興会 理事

■ クロストーク

加藤公敬 氏 前掲

坂井猛 氏 九州大学 副理事 キャンパス計画室 副室長

鵜飼哲矢 氏 九州大学 芸術工学研究院 准教授

羽野暁 氏 九州大学 キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教



第5回 【1月】令和二年1月25日(土)

『触知バリアフリー』触って分かる凸凹マップ 九大がつくる触知案内図

13:30-15:00 九州大学伊都キャンパス伊都ゲストハウス

■ クロストーク

吉住寛之 氏 UDC(ユニバーサルデザインコンサルタント)

張彦芳 氏 九州大学 芸術工学研究院

羽野暁 氏 九州大学 キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教



第4回 【11月】令和元年11月30日(土)

『ひとり空間のバリアフリー』ひとりで居たい九大ソロ空間 精神障害・発達障害のバリアフリー

13:30-15:00 九州大学伊都キャンパス伊都ゲストハウス

■ 話題提供

西出和彦 氏 前東京大学バリアフリー支援室本郷支所長

■ クロストーク

西出和彦 氏 前掲

鵜飼哲矢 氏 九州大学 芸術工学研究院 准教授

田中真理 氏 九州大学 基幹教育院 教授

鶴崎直樹 氏 九州大学 人間環境学研究院 准教授

横田晋務 氏 九州大学 基幹教育院 准教授

羽野暁 氏 九州大学 キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教



第3回 【10月】令和元年10月26日(土)

『文字のバリアフリー』九大バリアフリーフォント 障害者や高齢者が読みやすい文字

13:30-15:00 九州大学伊都キャンパス伊都ゲストハウス

■ 話題提供

伊原久裕 氏 九州大学 芸術工学研究院 教授

■ クロストーク

伊原久裕 氏 前掲

須長正治 氏 九州大学 芸術工学研究院 准教授

楊寧 氏 九州大学 芸術工学研究院

羽野暁 氏 九州大学 キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教



第2回 【7月】令和元年7月27日(土)

『色のバリアフリー』九大がつくるカラーバリアフリーキャンパス

13:30-15:00 九州大学伊都キャンパス伊都ゲストハウス

■ 話題提供

須長正治 氏 九州大学 芸術工学研究院 准教授

■ クロストーク

須長正治 氏 前掲

羽野暁 氏 九州大学 キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教



第1回 【6月】令和元年6月22日(土)

『坂道のバリアフリー』九大伊都キャンパスが目指すもの

13:30-15:00 九州大学伊都キャンパス伊都ゲストハウス

■ クロストーク

樋口明彦 氏 九州大学 工学研究院 准教授

鶴崎直樹 氏 九州大学 人間環境学研究院 准教授

島田乃梨子 氏 九州大学 人間環境学研究院 学術研究員

羽野暁 氏 九州大学 キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教




2018年度 第1回 ダイガク×障害×だんだんボックス

        日時:2019年1月12日(土) 14:00~16:30 (開場13:30)

        会場:九州大学伊都キャンパス 伊都ゲストハウス多目的ホール

        主催:九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会

        共催:九州大学キャンパスライフ・健康支援センター

        参加費:無料


2019年1月12日(土)に、九州大学バリアフリーシンポジウムシリーズの第1回を開催致します。第1回は本研究会の発足記念シンポジウムです。会場は、九州大学伊都キャンパス 伊都ゲストハウス多目的ホールです。参加費は無料です。学内の教職員、学生のみならず、どなたでも参加可能です。多くの市民の方々のご参加をお待ちしております。皆様、どうぞご参加下さい。


◆開催趣旨

九州大学は、共生社会の創出を目指し、新しいバリアフリーの取組みを開始しました。九州大学はこれまで幅広い障害者支援に取り組んで参りましたが、さらなるバリアフリー環境の充実に向けて、平成30年度、障害者支援推進専門委員会のもとに「九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会」を発足しました。研究会は、医学、心理学、発達障害学、色彩、視覚、音響、建築計画、都市計画、交通計画等の多様な分野を専門とする教員、および、大学の施設計画、学生支援、環境安全管理を担う各部署の職員で構成されています。多くの学生や教職員が生活し、様々な来訪者が訪れる大学キャンパスは、まさに社会の縮図です。大学キャンパスで生活され多様なバリアに直面されている当事者の方々の目線に立ち、新しいバリアフリー環境のあるべき姿を探り、インクルーシブ社会のモデルとなる大学キャンパスを構築していくことが研究会の仕事です。

この度、研究会は、『九大バリアフリースタンダードが社会を創る』と題し、シンポジウムシリーズを開催することに致しました。開かれた議論の場を設けることにより、研究会の取組みを広く社会と共有することが目的です。第1回は、アートを通した障害者支援の取組みである「だんだんボックス」の活動を展開されている九州大学芸術工学研究院の鵜飼哲矢准教授から話題提供をしていただき、研究会メンバーと会場の皆さんとのクロストークを予定しています。


◆ゲストレクチャラー

鵜飼哲矢 九州大学芸術工学研究院環境デザイン部門 准教授

1990年に東京大学工学部建築学科を卒業、1995~1997年に文化庁芸術家派遣在外研修員として英国留学、1997年にArchitectural school of Architectural Association を卒業したのち、2001~2009年に東京大学建築学科助手を経て助教を勤める。2009年、九州大学大学院芸術工学研究院環境設計学科・デザインストラテジー部門准教授に就任。2010年より障害者のアートを通じた自立支援「だんだんボックス」の活動に取り組む。「だんだんボックス」の活動で、2011年グッドデザイン賞受賞。 

◆プログラム

13:30 開場

14:00 開会挨拶 丸野俊一 理事・副学長

14:05~14:45 九州大学の障害者支援に関する取組みの紹介

 ①障害者支援体制の紹介 田中真理 教授

 ②研究会の紹介 樋口明彦 准教授

 ③研究会メンバーの紹介 羽野暁 特任助教

14:45~14:50 ~5分間の休憩~

14:50~15:20 講演「だんだんボックスの活動について」 鵜飼哲矢 准教授

15:20~15:25 ~5分間の休憩~

15:25~16:25 クロストーク 鶴崎直樹 准教授・横田晋務 准教授・須長正治 准教授 × 鵜飼哲矢 准教授 

                モデレーター 樋口明彦 准教授

16:25 閉会挨拶

16:30 閉会

司会:羽野暁 特任助教

当日は、ノートテイク、および、手話通訳による情報保障を予定しています。


◆定員:80名(先着順)

◆事前申込み:必要

 申込み期限:1月11日(金)まで(当日の配慮や支援が必要な場合は、1月7日(月)までにご連絡下さい)

 申込み・問い合わせ:九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会事務局(担当:羽野)

 電話092-802-3436 Fax 092-802-3435 メール hano-s@chc.kyushu-u.ac.jp


障害者雇用に関する研修会

2018年12月18日(火)16:00~17:30に、伊都キャンパス椎木講堂 大講義室にて、障害者雇用に関する研修会が開催されます。講師はNHKチーフプロデューサーの牧野望氏と、福岡市立つくし学園施設長の岡崎勝彦氏です。対象者は教職員および学生ですが、どうぞ奮ってご参加下さい。


PHED×RADD共催シンポジウム

2018年12月18日(火)15:00~18:00に、東京大学PHEDと筑波大学RADDの共催シンポジウム「ニューロダイバーシティ&インクルージョンシンポジウム」が開催されます。発達障害に関する新しい概念「ニューロダイバーシティ(神経学的多様性)」を日本でも実現するために、障害者差別解消法に基づく権利保障という観点に加えて、多様な発達特性を有する学生の才能を引き出し、社会で活躍するために必要な高等教育・就労支援のあり方を議論するシンポジウムです。九州大学伊都キャンパスはサテライト会場のひとつで、ライブ映像を視聴できます。どうぞご参加下さい。

本シンポジウムは事前申し込みが必要です。以下サイトよりお申込み下さい。

https://goo.gl/qW9VRV