総合知の実践
「誰一人取り残さない」社会の実現が求められています。障害者権利条約で提唱された「障害の社会モデル」は、障害を個人の心身機能の制約ではなく環境の問題と捉えており、障害の除去は公共社会の責務です。当事者の参加を求める同条約の精神は、当事者との共創による公共空間のインクルージョンの実現必要性を問いかけています。
九州大学らくちんラボでは、マイノリティ当事者と研究者、実務者が協力し、ウェルビーイングの実現に取り組んでいます。多様なニーズに応えるために、多領域の研究を基盤に新しい解決策を見出し、実務者との連携によって実現化しています。キャンパスをフィールドに実装したプロトタイプは社会実装に展開しています。
らくちんラボの取組みは、内閣府の総合知活用事例に採択されポータルサイトに掲載されています。
『誰一人取り残さない公共空間のインクルージョン:ー当事者・実務者・研究者の総合知でウェルビーイングを実現ー』
■内閣府総合知活用事例ポータルサイト
■九州大学未来社会デザイン統括本部サイト