【色覚多様性】2色覚を基点としたカラーバリアフリー
日本人の20人にひとりの男性、500人にひとりの女性が色覚異常であるといわれています。全国には、約320万人の色覚異常の方がいらっしゃる計算になります。その大半が、赤色や緑色が識別しにくい2色覚の方々ですが、九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会では、2色覚の方々を基点とした配色で、2色覚の方にも3色覚の方にも識別できるカラーバリアフリーの実現を目指しています。その第1号として、キャンパス案内サインのカラーバリアフリー化に取り組んでいます。
今日は、第一線で活躍されているサインデザイナーの中牟田さんとともに、キャンパス案内サインの配色をスタディしました。本学芸術工学研究院の須長研究室で開発された「2色覚を基点とした配色手法」を用いて、色の組み合わせを考えます。色覚の多様性に配慮した素敵なキャンパス案内サインが出来そうです。
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