【色覚多様性】第二弾の配色スタディ(その1)
2色覚の見えを基点にした九州大学キャンパスマップのプロトタイプ(第一弾)は高い評価をいただきましたが、いま第二弾に向けて更なるブラッシュアップを進めています。2色覚の方々が明確に識別できるだけでなく、違和感のない森や芝地、水面や道の配色、建物の主張性、図と地の階層性などをスタディしています。こういった改善は、2色覚の当事者の繊細な感覚無しでは上手くいきません。第二弾の配色には、2色覚当事者が参加しています。2色覚の方々がスタディをリードして、当事者の感性を大切にしたいい配色案が出来てきました。3色覚だけでは出てこなかった新しい色合いです。
この第二弾の配色プロジェクトは、らくちんラボの専門家、2色覚当事者、本学の芸術工学研究院の学生、アクセシビリティ・ピアサポーターの学生が参加したワンチームで進めています。
また新しいステージの配色が実現しそうです。乞うご期待!!
0コメント