シリーズ第4回『ひとり空間のバリアフリー』を開催しました
11月30日(土)、バリアフリーシンポジウムシリーズの第4回『ひとり空間のバリアフリー』を開催しました。今回は発達障害、精神障害を支援する空間デザインをテーマに、東京大学名誉教授の西出先生をお招きして開催しました。西出先生は建築計画学をご専門とし、東大バリアフリー支援室本郷支所長も担われました。前半は西出先生に建築・都市空間におけるひとり空間をテーマに基調講演をいただき、後半は九大バリアフリー研究会の多様なメンバーを加え、建築・都市空間サイドと、発達障害・心理学サイドの両側からクロストークを開催しました。とても短時間でまとまるテーマではありませんでしたが、気づきの多いシンポジウムとなりました。参加者数は最多記録を更新し、満員御礼の会場は熱気で溢れました。取材いただいたメディア報道機関も関心を持って下さいました。ひとり空間へのチャレンジのキックオフとなるシンポジウムでした。ぜひ今後にご期待下さい。
ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。
<第4回 ひとり空間のバリアフリー>
令和元年11月30日 13:30-15:00 九州大学伊都キャンパス伊都ゲストハウス
後援:福岡市、糸島市
■ 基調講演
西出和彦 氏 東京大学 名誉教授
■ クロストーク パネリスト
西出和彦 氏 前出
鵜飼哲矢 氏 九州大学 芸術工学研究院 准教授
鶴崎直樹 氏 九州大学 人間環境学研究院 准教授
田中真理 氏 九州大学 基幹教育院 教授
横田晋務 氏 九州大学 基幹教育院 准教授
羽野暁 氏 九州大学 キャンパスライフ・健康支援センター 特任助教(九州大学 キャンパスバリアフリー検討研究会事務局)
今回から、パソコンノートテイクでスクリーンに表示するフォントは、K-UDフォントを用いています。シンポジウムシリーズ第3回『文字のバリアフリー』で登壇いただきました芸術工学研究院の伊原教授、須長准教授、楊さんが開発に参加したUDフォントです。ノートテイクの文字が、とても読みやすくなりました。
次回、第5回のテーマは『触知バリアフリー』です。
どうぞお越し下さい!
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