みんなに優しい歩車道境界ブロック(その3)
福岡市と「視覚障害者と車椅子利用者の双方に配慮した歩車道境界ブロック」の共同開発に取り組んでいます。前回の屋内試験を受けて、これまでにない新しい形状を3案開発しました。
A:溝により境界を識別するタイプ
B:突起により境界を識別するタイプ
C:溝も突起も設けず、S字の曲線形状で境界を識別するタイプ
通常型とあわせてこの3タイプを屋外に試験実装して、模擬的に交差点を再現しました。まだ肌寒い3月ですが、視覚障害者、車椅子利用者の双方に現地にお越しいただき、体験していただきました。車椅子利用者の通行性はCタイプが最低でした。残念!車椅子利用者の方々がするっと衝撃無く上がれて、視覚障害者の方々が白杖でも足裏でも識別しやすいだろうと、大いに頭を捻って考え出した形状でしたが、あえなく玉砕。。視覚障害者の方々からも「あまり識別しやすくない」とのお声。。今回の結果をもとに、さらなるブラッシュアップに挑みます。
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