木を使ったみんなに優しい歩道(その4)

視覚障害者の方々の歩行安全性を多く向上する木製歩道。今回、交差点部および車両乗り入れ部の検証を行う実寸大の試験歩道(延長34m!)を整備しています。社会実装に向けた最終段階です。

今日は木デッキに使用する木材を調達しています。福岡県八女市にある九州木材工業さんにお邪魔しています。木の香りが漂う癒しの空間です。この木材は最先端の防腐処理『エコアコール処理』を施しています。これまでの薬品による化学的な防腐処理に対して、エコアコールは木材の隙間に樹脂を圧入して腐朽菌による木材成分の分解を困難にする物理的処理です。耐用年数はなんと20~30年。素晴らしい技術です。木製歩道は最先端の防腐処理技術を施した木材で構成しています。


九州大学 らくちんラボ

(旧 九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会) ~すべての人が区別なく生活できる共生社会を目指して~

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