木を使ったみんなに優しい歩道(その6)

視覚障害者の方々の歩行安全性を多く向上する木製歩道。今回、交差点部および車両乗り入れ部の検証を行う実寸大の試験歩道(延長34m!)を整備しています。社会実装に向けた最終段階です。

基礎コンクリートの上に、ポリプロピレン製の根太(写真の真っ黒な棒材)を設置しています。このポリプロピレン製の根太材は、ペットボトルのキャップの再利用材です。焼却処分すると多くのCO2を排出してしまうキャップ。今回の木製歩道では延長1mにつき、この根太材によりペットボトル約1万本分のキャップを再利用します。木製歩道は、木デッキだけでなくポリプロピレンの根太も環境にやさしいエコフレンドリーなインフラです。


九州大学 らくちんラボ

(旧 九州大学キャンパスバリアフリー検討研究会) ~すべての人が区別なく生活できる共生社会を目指して~

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